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WebCFace 3.2.0
Web-based Communication Framework & Dashboard-like UI
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PCに接続されたJoystickの値を読み、WebCFaceに送信します。 コマンドラインだけでなく、WebUIから送信する機能もあります。
-h: ヘルプを表示します。-a address: 接続するサーバーのアドレスです。省略時は127.0.0.1になります。-p port: 接続するサーバーのポートです。省略時は7530になります。-m name: データを送信するメンバー名です。省略時は webcface-joystick になります。ID, index: 使用するJoystickを指定します。-l: 接続されているJoystickの一覧を表示します。まず webcface-joystick -l で接続されているJoystickを表示します。
そして、表示されたID (この例では 2563-0575) を引数に渡して起動すると (webcface-joystick 2563-0575)、 Joystickのボタンやスティックなどの値がリアルタイムにWebCFaceに送られます。

webcface-joystick だけでも起動することができます。2563-0575 0 2563-0575 1 ... のように指定してください。デフォルトでは webcface-joystick という名前のmemberとしてデータを送信します。 複数起動して複数のデバイスの値を送信したい場合、名前がかぶらないよう -m オプションで指定してください。
送信されるデータの名前は buttons axes hats balls で、それぞれ Value 型 (数値の配列型) です。 特に axes についてはそれぞれ -1 〜 1 の値になります。 Joystickのどのボタンが配列のどの要素に割り当てられるかはデバイスやOSによって異なる場合があるので、実際のデバイスで確認してください。
また、webcface-joystick コマンドのログに Avaliable game_buttons: のような表示がある場合、 SDL2 ライブラリの機能を使ってボタンの名前などを取得することができたことを示しています。 これが表示されるかどうかはデバイスに依存します。 この場合、ログに表示されているそれぞれのボタン名について game_buttons.a のような名前の Value データ (これは配列ではなく単一の値) としても値を取得することができます。
ブラウザでWebUIを開いている端末 (PC、タブレット、スマートフォンなど) に接続されているコントローラーの値を Gamepad API を通して取得しWebCFaceに送信することができます。
コントローラーがWebUIに認識されるとメニューにコントローラーのアイコンが表示され、 それを開くとコントローラーの情報が表示されます。 (コントローラーが認識されるためにはWebUIを開いた状態でコントローラーのどれかのボタンを押す必要がある場合があります。)

「送信するMember名」を指定し、その左のスイッチをオンにすることで、 webcface-joystick と同様のデータ形式でコントローラーの値が送信されます。 対応しているデータは buttons axes のみです。 コントローラーのどのボタンが配列のどの要素に割り当てられるかはデバイスやOSによって異なる場合があるので、実際のデバイスで確認してください。
Member名はデフォルトでは「webui-joystick-(ランダムな4桁の値)-0」となっています。 ランダムな4桁の値 の部分はその端末上のそのブラウザではタブを開き直したり再起動しても常に一定です。 コントローラーを複数接続すると末尾の -0 の部分が変わります。 Member名を手動で変更した場合はそれがブラウザに保存され、ブラウザを開き直しても変更後の名前が使われます。